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アメリカTVドラマシリーズ『こちらブルームーン探偵社』を観ました♪

(知っているかな?)『こちらブルームーン探偵社』という、ブルースウィリス主演のテレビドラマを観ました。
シリーズで何作品かあるようですが、私が観たのは85年作品。
ブルースウィリス。 今では大物の映画俳優ですが、この『こちらブルームーン探偵社』で人気が出て有名になったそうです。 すっごくカッコいいです、若かりしころのブルースウィリス! トランペットを吹く姿が素敵です。
全ての映像からものすごく”時代”を感じる。 いちばんの見どころは男女のそれぞれの感情がとても良く描かれているところ。 男女のものの見方の違いが浮き彫り...(笑)
こういうテレビドラマ大好きです! 機会があればぜひ!
こちらブルームーン探偵社(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%A1%E3%82%89%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%B3%E6%8E%A2%E5%81%B5%E7%A4%BE
波多野哲朗ドキュメンタリー 『Cuba/Okinawa―サルサとチャンプルー』

私たちの大切なお友達からこのようなメッセージを頂きました。
「イスラの日系人にインタビューをして作った映画らしいので、ぜひとも見たい。 もし、ご覧になれる機会がありましたら、感想をお聞かせください。」
まだ公開日など、詳しい情報はわかりませんが、ぜひ観てみたい作品ですね。
***
波多野哲朗ドキュメンタリー作品
『Cuba/Okinawa―サルサとチャンプルー』作品概要
「いまから約80年前、沖縄から遠く太平洋と米大陸を隔てて、キューバへと渡った移民とその末裔たちを追うドキュメンタリーである。映画は百歳に近い日本人移民一世のインタビューにはじまり、二世、三世、四世とその生活ぶりを順次描いていく。そこでは知られざるかれらの受難の歴史が語られ、大戦中に日本人が収容された監獄跡(パノプティコン)の恐るべき情景なども映し出される。しかしこの映画は、移民を描いた従来の多くのフィクションやノンフィクションのように、他国の中に日本人の痕跡を発掘したり、日本人の血統を辿るのではなく、むしろその痕跡や血統がどのように他国の風土と混じり合い、溶解しているかについて描いていく。この映画が描く中心人物たちは、まさにそうしたディアスポラであり、無国籍的な人物たちである。それがキューバと沖縄という二つの舞台が選ばれた理由でもあった。スペインとアフリカとアメリカの文化が見事に入り混じるキューバ、一方、中国・日本・南方諸国の文化が入り混じる琉球に、さらに戦後のアメリカ文化が入り混じる沖縄。それらはいずれも強力な他者によって強いられた悲惨な歴史の証しである。しかしこの映画は、その悲惨さの中から立ち上がるエネルギーに着目する。生活の中からつぎつぎと立ち上がるキューバの音楽は、いまやアメリカやヨーロッパの人々をも魅了し、ウチナンチューの歌と踊りがヤマトンチューを惹きつけるのである。」
参考:
http://www.melma.com/backnumber_98339_2206547/
最後の移民1世、キューバの島に 99歳の島津さん
http://www.asahi.com/international/
映画 『Rock Star』

『Rock Star』
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1205560
出演: マーク・ウォールバーグ, ジェニファー・アニストン,
監督: スティーブン・ヘレク
この映画の魅力は、ここで登場する架空のバンド”STEEL DRAGON”のかっこ良さ!
映画の中だけのバンドなのが残念なほど。
クリス・コール(マーク・ウォールバーグ)は、ロックバンド”STEEL DRAGON”の熱狂的ファンであり、またそのコピーバンドを結成し完璧にコピーするという才能あるボーカルでもあった。そんな彼に、熱狂する”STEEL DRAGON”のボーカルとして選ばれるという大きなチャンスが訪れ、まさに『Rock Star』への道を歩み始めることになる。
コピーバンドのボーカルから一気に本物のカリスマバンドのボーカルとして”スター”になった彼は、その世界の中へ急激に引き込まれていく。それは大観衆の中のライブやスパースターとして認められる日々など夢の実現とも言える体験の他に、酒やドラッグといった泥沼的な避けることのできないRock世界があった。恋人エミリー(ジェニファー・アニストン)との距離は大きくなり、その後徐々に”スター”である現在の自分に疑問を持ち始める...。
この映画の見どころはその”音楽のかっこ良さ”と”彼の決断”だと思う。本物のロックアーティストたちの出演は当然ながら音楽のレベルが高く物凄くかっこいい!ボーカルにはジェフ・スコットソートとマイク・マティアビッチ、ギターにザック・ワイルドが出演している。二人のボーカルの声は本当に素敵で、ライブ映像を見たとたんそこに惹きこまれる感覚がある。物語にはロックスターの華やかさや栄光があり、主人公の大きな喜びと希望から始まるが、徐々にロックスターの世界の裏に存在する”現実”を知り悩むロックスターとしてのクリス・コールの悲劇が描かれている。とても切ない。そして彼の決断...。気持の揺れ動く描写とそこにある切なさ、大好きな映画です。
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この映画を観て、30年40年と長い歴史を持つ”ロックグループ”がいかに厳しい世界を生き延びてその歴史を作っているのかを考えた。映画にある避けることのできない<裏の世界>酒・ドラッグ・女・トラブルetcが渦巻くRockの世界で長年素晴らしい音楽を作り続けていること自体凄い。音楽の実力だけでは実現しない歴史だということを知った。
邦画 『海猫』

邦画 『海猫』
http://umineko.biglobe.ne.jp/
2005年 日本映画
監督:森田芳光
出演:伊東美咲、佐藤浩市、中村トオル
ずっしりと重みのある映画。どろどろとした人間関係が描かれていて、俳優の演技に凄い迫力のある作品です。映画の最初の方で出てくる、白無垢(しろむく)を着る薫(かおる)の暗い表情が、その後の薫の人生を示唆するものとなり物語は思いもしない方向へと進んでいき目が離せない展開になっています。

函館近郊の漁村で邦一(くにかず)と2人、昆布漁にいそしむ生活。嫁に来たの日から薫に想いを寄せる弟の広次(こうじ)。漁師の妻として懸命に生きようとするが次第に崩れていく夫婦の絆。そこに絡む広次の愛。その愛に一度きりと決め答えた薫はつらく深い苦しみに嵌っていく。3人感情が激しく渦巻き皮肉な結末を迎えるすさまじい映画です。
非情な部分と時折垣間見える弱さ、そして徐々に冷酷になっていく佐藤浩市演じる邦一と、女性として妻として激しく感情を揺さぶられる伊東美咲演じる薫のキャラクターがこの映画を動かしていく、と同時にこの映画の魅力になっている。邦画にもこんなに凄い作品があったのかと思いました。
韓国映画 『イルマーレ』

『イルマーレ』
2000年 韓国映画
監督:イ・ヒョンスン
出演:イ・ジョンジェ、チョン・ジヒョン
美しくロマンティックなストーリー。不思議な良さをもっています。数ある恋愛映画にもこんなに優しい気持ちにさせてくれる物語があるでしょうか。手紙、美しい言葉の数々、海、海辺に建つ家「イルマーレ」、ワイン、それぞれがお互いの優しさに惹かれていくその時々の表情...。
この映画にでてくるふたりは海辺に建つ素敵な家「イルマーレ」を共通点に手紙のやり取りが始まる。「イルマーレ」から引っ越した彼女が出した手紙は2年前にその家に住む青年の元に届く。なんとも不思議な、そしてとても心温まる世界へ入り込んでいきます。ゆっくりと進んでいくふたりの手紙のやりとりが美しく心が和んでいきます。”手紙”という存在、その素敵さを教えてくれています。
それぞれに寂しさを抱えるふたりが交わすその手紙から、数多くの”美しい言葉”が生まれます。手紙を受け取る度にお互いの優しさを感じ、少しずつ少しずつ惹かれていくふたり。誰かを想う”純粋な気持ち”が描かれています。
「つらいのは愛が終わらずにずっと続いていること、失恋した後も」
「誰かを愛してその愛を失った人は、何も失わない人より美しい」
「今日、駅できみを見たよ。白いニットと白いマフラー、そして長い髪が素敵だった」
「今度は僕がきみの幸運を祈るときだね」
この映画にでてくる風景もとても綺麗です。「イルマーレ」のクリスマスイルミネーションやワインを味わうシーン、白い砂浜。海辺に建つ「イルマーレ」がモノトーンに写し出されているのもとても印象に残ります。
美しい物語と美しい風景、ふたりの表情から感じるものも多く、映画っていいものだなと思える作品でした。
スペイン映画『マルティナは海』

『マルティナは海』
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1902092
2001年 スペイン映画
監督:ビガス・ルナ
撮影:ホセ・ルイス・アルカイネ
原作:マヌエル・ビセント "Son de Mar"
製作:アンドレス・ビセンテ・ゴメス
出演:レオノール・ワトリング(マルティナ)
ジョルディ・モリャ(ウリセス)
バレンシアの女性マルティナの愛を描いた物凄く情熱的かつロマンティックな映画。愛に溺れるとはこういうことを言うのでしょうか。
主人公の青年ウリセスは貧しい文学教師。マルティナに以前から想いを寄せる大富豪には目もくれずウリセスに惹かれていくマルティナ。様々な展開を経て再会するふたりは、以前よりいっそう強く惹かれ合い”しがらみ”も”冷静さ”も忘れた世界に入っていく。そして皮肉な結末を迎える愛の物語。
そのストーリー展開にはリアルさがないものの、恋愛に潜む恐ろしさが見えるような「迫力」を感じました。
メキシコ映画 『Amar Te Duele』

『Amar te duele』(アマール・テ・ドゥエレ)
監督:Fernando Sarinana
2002年11月 メキシコ映画
貧しい家庭で育った青年と上流階級のお嬢様との恋物語。
惹かれあうふたりの気持ちとは裏腹に、周りの家族や友人にも理解を得られず引き裂かれそうになるふたり。主人公の青年ウリセスが彼女に会えず苦しむシーン、とても切なくなります。
貧富の差によって”階級”が存在するメキシコ。この映画ではそれぞれの生活スタイルの違いや街の様子、住宅の違いがはっきり見てとれます。青年が住む郊外の丘の斜面にぎっしり建ち並ぶ貧困層の住宅街と、女の子が住む使用人のいる大きな家。少ない収入を働いて稼ぐ青年と自家用車での送り迎えで学校に通うお嬢様。
そこに存在するしがらみによって一緒にいることもできないふたり。まるでメキシコ現代版のロミオとジュリエット。この女優さんは笑顔に愛嬌があって可愛い。メキシコ映画特有のどろどろしたシーンも映画全体を引き締めていたと思います。
メキシコドキュメンタリー映画祭『メキシコの魂を唄った男/ホセ・アルフレド・ヒメネス』

『メキシコの魂を唄った男/ホセ・アルフレド・ヒメネス』
http://www.action-inc.co.jp/mexico/film_d.html
メキシコ伝統音楽の歌手。映画の中で、亡くなった彼の家族やアーティストにより「彼の音楽はメキシコの宝もの」そんな風に語られています。楽譜も書けず、ギターもピアノも楽器は一切できなかったけれど口笛でメロディを作り、作曲をしていたとか。そんな彼の音楽は世界中で愛され、ジャンルを超えて世界のアーティストが彼の曲を歌っている。
数々の絶賛の言葉の中で印象的だったのは、「彼が作る歌の言葉はとてもシンプル。でもひとの気持ちの核心に触れるもの」だということ。その言葉には「含み」があり「奥深さ」がある、と。そして哀愁を唄う曲こそ人々のこころに響いた、と。
その「含み」があると言われる彼の音楽。この映画を観てホセ・アルフレド・ヒメネスの音楽をゆっくりじっくり聴きたい気分になった。
映画で紹介された曲の中で、"Ella"(彼女)"Caballo Blanco"(白い馬)"las Ciudades"(都会)がとても印象的でした。聴くとほろっと涙がでそうな、そんな音楽。ランチェラいいですね。
メキシコドキュメンタリー映画祭『黒い牛』

『黒い牛』
http://www.action-inc.co.jp/mexico/film_b.html
主人公の青年"ネグロ"。10代で突如家を飛び出し、街のあらゆるところで寝たという暮らしの中、闘牛士という道を選ぶものの女遊び、お酒、麻薬、自殺未遂...どうしてだろう。本当の愛情を受けなかったが為に、優しさや謙虚な気持ちが持てないのだろうかと想像する、そして生きるためのエネルギーを持つことができずに溺れてしまうのか。
側にいる恋人に対しても暴力を振り、暴言でしかコミュニケーションがとれないネグロ。相手の女性もまた同じ。お互いに罵声を浴びせ殴り合う光景は日本人であり女性である私にはとても異様に感じた。
ドキュメンタリー映画である為に現実の厳しさだけが強調され正直、感動や共感、喜びのいずれも感じられなかった。その代わりメキシコの小さな村に生きる若者の現実をまざまざとみた。何がこの若者をこうさせてしまうのだろうと考えさせる。貧困、歴史、教育環境...。
メキシコド・キュメンタリー映画祭 『アレックス・ローラ/ロックに取り憑かれた男』

本日10/14から開催された"メキシコ・ドキュメンタリー映画祭"
http://www.action-inc.co.jp/mexico/
経済格差や地域、民族の多様性を抱えながらも巧みに共存し、シブトク生き抜いているメキシコの人々。彼らを被写体とし、残酷なまでに人と社会の現実を映し出しつつ、最後には不思議と希望を与えてくれるのがメキシコ・ドキュメンタリーの魅力だ。
http://www.action-inc.co.jp/mexico/film_f.html
ドキュメンタリー映画全6作品のうちの1つ『アレックス・ローラ/ロックに取り憑かれた男』を観賞。
メキシコで大人気(らしい)35年の歴史を持つ大御所ハードロックバンド"Tri"のリーダー、アレックス・ローラ。彼自身、ユーモアと愛に溢れた人を惹きつけるキャラを持っているため、それがそのままこの映画の魅力に繋がっていたと思う。ハードロックが好きかどうかに関係なく106分間に渡って彼の強烈かつ愛すべきキャラが炸裂!です。
ライブ映像が多く、アレックス・ローラのみならず観客の熱狂的な様子も見ごたえ十分!ロスや中南米、スペインでのラジオ番組収録の場面では彼の生きるスタイル、ものの考え方、溢れ出てくるユーモアが前面に出ていて面白かった。この映画を観ていた人は何でも笑い飛ばす彼の姿を見て"にやり"とさせられたのではないかと思う。"彼のユーモア感覚"、これこそがこの映画の見どころかも知れない。
沢山の曲の中で印象的だったのは、通りで働くメキシコの子供たちを歌った"愛を知らない子供たち"。この曲に限らず、興味深いテーマを歌にしているアーティスト。言葉はまあ下品なもの、でも歌詞は直接的で聞く人に響くだろう。そして自分の音楽を理解しライブに来る観客を彼は心から愛している。「ギターは5000ペソ。でも観客の声に価格は付けられない」と。
サッカー映画 『ゴール!』

http://www.goalthemovie.jp/
良い映画だと聞いてはいたけれど思っていたよるずっと良い感動作でした。単なるサッカー映画ではなく家族愛や父親との確執、自分の夢と現実、新しい出逢い、友情、屈辱と歓喜etcストーリー展開は鮮やかで好感が持てるものでした。
逆境に逢っても夢の実現を決してあきらめない主人公の青年、サンティアゴの気持ちに惹きこまれ、一喜一憂して涙するシーンがいくつもありました。おばあちゃんの存在がまたいい味になってる。サッカー好きにはたまらないシーンもあった。スタジアムの熱気、街なかのバーで一台のテレビに群がって試合展開に声援やヤジを飛ばすおやじたち。みんな熱い。サッカーシーン以外で出演するベッカムやジヌディーヌ・ジダン、ラウール。プレミアリーグ戦の試合映像もかなりリアル!チェルシーのクレスポがゴールを決めたり、リバプールのジェラードやバロシュ、ベニテス監督もちらちら。観ていて楽しくなる。
主人公の青年はメキシコ映画界の新星クノ・ベッカー。この映画の中で印象に残る"彼の表情"がいくつもあります。ジプシーキングの曲から始まるサントラも気に入りました。
2部作、3部作もあるという話ですがそちらにも期待しましょう。
メキシコ映画『カクタス・ジャック』
最近映画に縁があるみたい。試写会が当たった。
メキシコ・ラテンアメリカ情報発信サイト"Cafe Mexico"
http://www.cafe-mexico.com/
この映画、とにかくメキシコシティの柄のわるーい雰囲気がぷんぷん。主役の青年ジャックと友人ムドの会話は汚い言葉のオンパレード(笑)ジャックが住む部屋や車、飲み屋の雰囲気からメキシコの匂いがして、と同時にメキシコシティに住む人々の階層の違いも物語の中に垣間見えます。ストーリー展開は意外!その馬鹿馬鹿しさにも笑えますし、メキシコシティ5人に一人が観たという理由が見れば分かります。ルチャリブレ(メキシコで大人気のプロレス)あり、サッカースタジアムを巻き込むカーアクションありで見ごたえ十分!
メキシコ映画。日本ではまだまだ肩身が狭いかもしれないけどこの映画でドーンとアピールできるんじゃないかな。お薦めです。
詳細はこちら
キューバ音楽映画 「Los Van Van Empezo la Fiesta!」

先日のキューバ映画「ミュージック・クバーナ」の余韻をまだ残しつつもうひとつのキューバ音楽映画「Van Van Empezo la Fiesta!」を観ました(DVD)。最近キューバ音楽との大きな出逢いがあってから急速に私の中にキューバ音楽が入ってきています。
『ミュージック☆クバーナ』に出演しているMayito(マジート)がメインボーカルをつとめるLos Van VanというキューバNO.1バンドのドキュメンタリー映画。1969年結成から37年間活動を続け、キューバ国民に今も愛されているバンドというだけですごい!『1974』このアルバムでは33年前のLos Van Vanの音楽を聴かせてくれる。聴いてて不思議なくらい今の私たちに響く"良さ"がある。大好きな一枚。このDVDではその当時の(モノクロ)映像が見れてちょっと感激。
映画では彼らの生ライブやリハーサル、レコーディングのシーンも楽しいし、メンバー同士意見を言い合って音を創っているシーンもいい。こんな風に曲作っていくんだーって見てた。メンバーが自分達たちのグループ"Los Van Van"について熱く語るシーンでは一人ひとりの個性が見える。みんなLos Van Vanをキューバ音楽を愛してることが伝わってきて見ている私が楽しくなる。映画の中でキューバの人たちが「Los Van Vanは最高!」とか「彼らのこの曲が好き!」と歌ったり、学校の制服を着た子供たちも楽しそうに声を合わせて歌っていたり。先生に怒られてたけど...。
トロンボーン担当で音楽学校で若者に教えている先生でもあるAlvaro氏が音楽について熱く語っていた。この映画ではLos Van Vanだけじゃなく”キューバ音楽”と大きな意味での”音楽"の良さも見せてくれる。
Los Van Vanは、CDで音楽を聴くだけではもったいない魅力たっぷりのバンドだと思う。8月のライブを前にこの映画を見ることが出来たのは良かった。映画で見た彼らの音楽、その魅力をライブでは直に感じられるといいな。
キューバ映画『ミュージック☆クバーナ』
http://www.musicacubanamusic.com/
キューバ映画『ミュージック☆クバーナ』
素敵な音楽映画です!"今の"キューバのアーティストたちと、今年2006年3月88歳で亡なった名匠Pio Leiva(ピオ・レイバ)が出会い彼らの、アーティストとしてのあふれる魅力を惜しみなく私たちに見せてくれます。
El NENE(ネネ)の歌唱力にガツンとやられました!凄く厚みのある歌声。ひとつひとつの言葉を気持ちを込めて歌う熱い青年ボーカル。歌う姿が、映画『ブエナビスタ・ソシアルクラブ』名前を轟かせた今は亡きイブラフィム・フェレールと重なりました。
Osdalgia(オスダルヒア)。彼女の声はハスキーでパワーをもらえる声をしています。彼女のソロアルバムを買ってゆっくり彼女の歌声を堪能してみたい。
そしてLos Van VanのメインボーカルでもあるMayito(マジート)。彼の声を嫌いな人っているのかな、と思うくらい魅力的な声と大きな存在感を持つ魅惑的なキャラ。この夏にはこのLos Van Vanが来日!ライブではしっかりその魅力を確認したいと思います。
女性ラップボーカルのTelmary(テルマリー)。楽しそうに即興で歌ったりもする彼女は本当に音楽が好きでやってるということが伝わってくる感じでした。笑顔がキュート!
トランペッターのJulito・Padron(フリート・パドロン)。印象的だったのはかつて音楽を学んだ国立音楽学校を訪ねて、練習をしていた教室や中庭をゆっくりと歩くシーン。将来ミュージシャンを目指す沢山の若者の練習風景が映っていますがみんなすでにプロ並みにすごい演奏してました。キューバ音楽の源のひとつを見た気がします。
『ブエナビスタ・ソシアルクラブ』が完全なドキュメンタリー映画だったのに比べてこちらはフィクションとの半々な仕上り。そこに面白味もありました。アーティストがそれぞれキューバへの思いや自分の音楽の夢を語るシーンがありますが、そこに見えるキューバの"素"の部分にぐっときました。一度観ただけでは把握しきれないキューバ音楽特有の世界。メンバーひとりひとりの魅力が合わさってとにかくパワフルな映画になっています。
映画を見終わった後、客席から拍手が起こりました。「えっ!」と思ったけどその気持ち分かります。出演しているアーティストがあまりにもパワフルに熱くキューバ音楽の魅力を見せてくれた結果、「素敵な音楽をありがとう」ってメンバーへの気持ちが込みあげてきたんだと思う。そんな映画ですこれは。アーティストのこと、キューバ音楽のこと知らなくてもこの映画は楽しめると思います。みんなに見て欲しい映画。


