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ペルーの首都 リマ
リマは大都会。他国の首都に比べてきれいに整備された区域が少なく、旧市街のような雑然とした地域が比較的多い気がします。欧米からの飲食産業や企業も目にする一方で、古い教会やレンガ造りの建物、昔からの商店街なども多く健在しています。そのふたつが混在する街をしばらく歩くと貧富の差がまだまだ大きいのでは、と感じました。個人的には、道端でCDやMP3を売っていたり、昔から変わっていないだろう楽器屋街や工具屋街を見つけて歩くのが好きなのでリマはとても楽しめました。
海岸沿いに造られた”ミラフローレス”という新市街。観光客や海外から移住してきた人たちのための地区です。海沿いに長く続く綺麗な公園の一角には”恋人たちの公園”というものがあってガウディのオブジェのような可愛いタイルアレンジがされていました。
海の近くでこそ美味しい海の幸。お目当てのセビッチェ屋さんに行きました。たっぷりレモンに少しピリ辛、さっぱりしてとっても美味しい。暑い気候にもぴったりのお料理に舌堤でした。
スポルティング・クリスタルというサッカーチーム

クスコから再び首都リマへ戻ってきました。
今回の旅はクスコがメインだったのでリマにいるのは2日間だけ。リマには行きたいと思っていた場所がありました。スポルティング・クリスタルというペルーリーグを代表するサッカーチームのスタジアムです。試合を観れたらいいなと思っていました。
日本では情報が少なかったのでペルーに着いてから、このチームの試合の日程をインターネットや地元新聞で調べていました。でも残念ながら試合日程とリマ滞在の2日間とは合わない事を知ってがっかり。考え直して「練習場に行こう」と行動開始!ところがそれこそ何の情報も無いことに愕然としました。ホテルの人に聞いても「練習場に行く人は聞いたことない」とか「結構遠いと聞いたことある」という答え。それでもペルーの人は親切!電話で何人かに聞いてくれました。「市バスが安いけど遠くて分かりにくいからタクシー使うのがいいよ」と言って書いてくれた金額の差を見るとかーなりの差!せっかくのお言葉でしたが”危なくない”という言葉を信じて市バスで行くことにしました。
たどり着いたスタジアムに選手がいる気配がない。あれ??とりあえず近くの屋台の(かっぷくのいい)おばちゃんに「どこから入るの?」って聞いてみたらこのおばちゃんはすごい人だった!スタジアムの中に入る勢いで関係者と話をして今選手がいる別の練習場への行き方を教えてくれた。頼まなくてもタクシーを(大きな体をアピールして)止めてくた上に「4ソルで行ってくれるでしょ!」とぼられないように釘をさしてくれて嬉しそうに笑って見送ってくれた。感謝と感激。おばちゃんありがとう。
さてやっと着いた別の練習場。中の見えない大きな門がしっかり閉まっていてその小窓から顔を出した警備員さんに「一般人は入れないよ」とあっさり言われた。やっと来たのにすぐに立ち去ることはできず、というより練習場の周辺は貧民街っぽくて危ない気配がぷんぷんしてたのもあって断られたのにそこに居た感じ(笑)。練習を終えた選手の車が出て門が開く度に警備員さんと目が合って、そのうち中に呼ばれた。「どの選手に会いに来た?」「遠くから見るだけだぞ」とか「なんでスペイン語が話せるんだ」とかいくつか聞かれた後”行って来い”といった感じで許可を出してくれた。暫く練習風景を観た後お目当て選手の亘 崇詞(わたり たかし)さんにも会ってお話できました。一緒に写真も撮って大満足。わざわざ来る人はいないらしくびっくりしただろうな、きっと。
ちなみに市バスは安い上に危険は無く、バス好きな私には楽しいものでした。街の様子もよく見えて◎
クスコの人々

6日間を過ごしただけなのにクスコを去る時はなんだか寂しく、”もっとここにいたい”と思わせる居心地のいい街でした。
街の雰囲気や食べ物のほかに良かったのはそこに住む人々。”穏やかで優しくそして勤勉”これが私が受けたクスコの人の印象です。一番よく接したホテルの人たちは物静かながらいつも話しかけ易い雰囲気を持っていて、話し掛けると自然に会話を楽しんでくれました。
今回5泊分全て同じホテルに宿泊しましたが、こちらの希望1回とホテル側の都合とで4回部屋を替わることになりました。日ごとに引越しでそのうちの1回は同じホテルの新しくできた別の建物に変わることに。そういったやり取りは、普通はお互いにギクシャクした雰囲気になりがちだと思うのですが、全く嫌な印象を持つことがありませんでした。ホテルの人たちはこちらの言っていることをよく聞いてくれて、それに対してとっても冷静にかつ親切に対応してくれました。無理をするサービスではなくできる範囲でいちばん良い対応を考えてくれた、そんな印象です。「ありがとう」と言うと嬉しそうに笑って「いいえ」と返ってくるのでとっても感じがいいなと何度も感じました。
今まで、中米と南米は同じラテン文化と勝手に思っていましたが、ペルーはいわゆる明るく陽気なラテンの雰囲気とは違うことを知りました。
ついに来た!マチュピチュ

ペルーといえばマチュピチュ。数ある遺跡をどれだけみても適わない独特の魅力がこのマチュピチュにはあるような気がします。何といってもその存在場所がすごいです。”天空都市”ってどういうこと?と思っていましたが行ってみて意味が分かるような気がします。山の頂上にその都市遺跡が残り、その周辺に見えるのは山々のあたまともの凄く近い空と雲です。遺跡そのものも美しくて感動的でしたが、その存在している場所に魅かれました。日によっては濃霧で真っ白だったり、雲に覆われてしまう日があるというもの納得。空の中にいるようなものですから。
インカ文明のすごさに圧倒されっぱなしです。沢山の人々が住み農耕していたというその段々畑の多さにも驚かされました。崖っぷちにまで多くの畑を作っていました。
マチュピチュまでは専用の列車があり沢山の観光客と一緒に遺跡に向かいましたが、日本からの年配の方20人ほどのグループを見掛けました。バックパッカーだけの旅先ではないようです。ここは一見の価値あり!です。
クスコの食

こちらで食べているクスコ料理のこと。とっても日本人の口に合うと思います。
海に近い首都リマとクスコでは気候が全く違うため、食文化にも変化がありました。ここクスコは内陸でしかも標高3399mにある街。じゃがいもや豆の料理の他、鶏肉・牛肉を中心が多く感じます。数少ない魚料理で”マスの塩焼き”がありましたけど今回はパスしました。肉料理の珍しいものではアルパカやクイというアンデスモルモット(食用ねずみ)の丸焼きなんてものもあるようです。
中米ではとうもろこしを主食として毎日よく食べますが、ここペルーでは、主食というより茹でたり付け合せやスープの具として使っているようでその点違いを感じました。だからトルティーヤがないんです。主食はごはん!”おかずにごはん”って組み合わせだから日本人の口に合うのも納得です。その他の野菜と果物は豊富にあります。料理は油っこくなく辛くもなく、味付けはにんにくと塩・こしょうが基本でシンプル。肉、野菜、豆類など食事のバランスもよくて私は本当に気に入っています。
出逢ったクスコ料理
*じゃがいものチーズソース
*にんにくのスープ(トマトベース。美味しい♪)
*鶏肉のリゾット
*アロス・コン・ポリョ(鶏肉のパエリア風。お薦め)
*アヒ・デ・ガジーナ(スパイシを使ったクリーミーな鶏肉の煮込み)
*ロモ・サルタード(牛肉と野菜の炒めものポテトフライ入り)
*アンティクーチョ(牛肉の串焼き。シンプル)
*アボガドのサラダ
その他名前が思い出せないスープや料理もいくつかありました。
黄色い唐辛子を使うために見た目に黄色い料理が多いことを知りました。納得。
ペルーの自然!聖なる谷

クスコに着いて3日目”聖なる谷巡り”という、クスコ周辺に点在するインカの遺跡を巡る一日ツアーに参加しました。
バスでクスコの郊外に出ると周辺の山々は本当に綺麗。大きな川に沿って移動する私たちのバスは、切り立った山々を両手に見る形でまさに”谷”の中を走っていました。山は、標高が高い為か木はなく、まるで若草色の絨毯が敷かれているよう。山肌の曲線もとってもきれいです。
近くの山と遠くの山では緑の濃紺がありコントラストがまた綺麗でした。畑もパッチワークみたい。
訪れた遺跡もまた素晴らしかった!今まで観てきたマヤ文明の遺跡も石造りだけど、巨大な石を使って造られたインカ帝国の遺跡には緻密に計算されたような正確さがあって観ていると不思議な感覚を感じました。
その遺跡の側には小さな村があってそこには今も昔と変わらない生活を送っている人々がいることにも驚きます。ペルーってすごい。
クスコの魅力

クスコですごく楽しみにしていたのはインカの人々が造ったという”石組み”。建物の土台になって残っているこの石組みは”かみそりの刃一枚通さない”という表現があるほど石と石がぴったりとくっついていて、しかも表面がきれいに磨き上げられています。その昔侵略したスペイン人が壊そうとしても壊れず、大きな地震にも崩れなかったので今もそのままの形で残っているとか。感動的です。見れば見るほどその精密さに驚きました。
街のあちこちで見られるこの石組みがクスコの街のいい雰囲気を作っているような気がします。(世界遺産保存の為)24時間体制で守っている方たちご苦労さま、そしてありがとう。
クスコへ

Lima(リマ)から今回の日程のほとんどを過ごすCusco(クスコ)という街へ移動。LAN PERUというペルー国内線の飛行機に乗り込み約1時間で到着。
首都Limaは海(太平洋)に近くて暑いけれどCuscoは標高3399mの街で山の気候になります。たった1時間で環境が激変です。
高山病に関しては十分情報を集めておいてよかった。Cuscoに着いたとたん体が重くなってゆっくりとしか歩けない状態になったけど慌てなくてすんだ。無理して体を動かさないことが大事。呼吸が苦しいとは感じなかったけれど頭の回転が鈍く(いつもかな?)ぼんやりする感覚があった。
のんびり街を散策。コロニアルな古都の雰囲気を残したままの街並み。周りには山が広がっていてすごく居心地がいい街です。
ペルー初日
ペルーの首都Limaに到着。時間は深夜の12:00。入国手続きを済ませると、「さあ、ここは南米ペルーの首都、しかも深夜だし気をつけなくちゃ」と身構えて外に出た。
その瞬間、目が点!沢山の人の視線が、出てくる私たちに集まった。迎えの人たちがものすごく沢山いて深夜とは思えないほど、まるで市場のように空港内はがやがやと人の声が響いている。想像とは全く違ってびっくりした。
それじゃあ、と私たちも予約したホテルの迎えの人を探す。私の名前が書かれたカードを探すけれど無い。「ありがちだなあ」なんて思いながら「え?もしかしてこれ?」と思った人に声をかけたらBingo!カードには”PAMAE JAYAKORA(パマエ ハヤコラ)”とあった。全然違うじゃない!電話で予約した時の私の名前、難しくて聞き取れなかったんだなーと思って笑った!
運転手は「ここの人々は眠らないんだ、いつもこんなだよ」とか言って笑ってる。一歩外に出るとむわーっと熱い空気がきた。それに海のにおいがするもんだから一気にテンションが上がった。ペルーに来たんだー!20時間という長い飛行時間の疲れも一瞬にして忘れて元気になった。なんだかペルー楽しそうだなー。
ペルーへ向けて出発
さて、そろそろ南米へ向けて出発です。行き先はペルー。
首都リマとクスコをどんな風に周ろうか大まかに計画をたてたけれど、
何と言っても今回気をつけなくちゃいけないのは高山病!
標高3400mのクスコはかなりの注意が必要でタイトな動きは危険なようです。
山々に囲まれたコロニアルな街ではのんびり過ごすのが良さそうですね。
発病しないことを願って。
行ってきます。